特徴
AGVとは、Automatic Guided Vehicleの略称で、「無人搬送車」もしくは「無人搬送ロボット」のことを指します。
AMRとは、Autonomous Mobile Robotの略称で、「自律走行搬送ロボット」と訳されています。
AGVは、現場へ導入するにあたり、AGVが走行するための磁気テープなどのガイドラインを必要とします。
AMRは、AGV導入時に必要なガイド無しでの走行が可能で、自ら判断し、人や障害物を自動的に回避し移動するロボットです。
ピッキング完了後のピッキングカートを、 AGV / AMRを活用することで、搬送の自動化を実現できます。
ピッキングエリアにて、作業者がアイテムをピッキングカートに積み込みます。
ピッキングカートをAGV / AMRと連結します。 AGV / AMRを発進させることで、次工程の組立工程、またはパッキング工程へ搬送をすることができます。搬送を自動化することで、搬送工程における作業者の省人化が実現できます。
効果・ポイント
1:作業者の負担削減
梱包台に作業者を配置し、あとはAGV / AMRが該当商品を取りに行き、梱包台へその商品を運ぶ。これにより、作業者の負担は大きく削減される。
2:商品間違いなどのミスの削減
AGV / AMRによるピッキングが実現できれば、入出荷データを元に予め設定されたロケーションを元に動くので、「取らないといけない商品の隣の商品を取った」などの間違いがなくなり、確実に該当商品を運んでくるこができる。
3:コストの削減
搬送を自動化できることで、搬送にかかる人件費コストを削減することができる。